こんばんは。
今日のテーマは「心のバランスシート」です。
バランスシートは「貸借対照表」なんて言いますけど、ビジネスの世界で使われるお金に関する表のことです。
実際のバランスシートでは左側に「資産」、右側に「負債」と「純資産」を書きます。
基本的には「負債」（借金）から「資産」を生み出し、ビジネスを通じてその「資産」を増やすことで「純資産」（資本）を増やすというのが、一般的なビジネスの流れです。バランスシートはこれを分かりやすく示しているのですね。
かつ、純資産は「資産」から「負債」を引いた額になるので、左右の合計額はいつも一致します。なので「バランス」シートと呼びます。
これを心にも応用して、バランスシートとして考えてみましょう。
「負債」にあたるのは「時間」「お金」「感情」のマイナス面、つまりは「時間を使う」「お金を使う」「嫌な気分になる」といったところでしょう。
「資産」は増えると嬉しいものですから、「時間」「お金」「感情」のプラス面、つまりは「時間ができる」「お金が増える」「良い気分になる」です。ほかに「経験」などもあるかもしれません。
「純資産」（資本）は、積み重ね、あるいは人生といえます。
例えば、ある仕事をするとなると、「時間」は当然マイナスですね。「感情」は仕事によります。ここでは好きでも嫌いでもない仕事ということにして、考えないことにします。増えるのは「お金」ですね。
計算式をたてると、「お金－（時間+マイナス感情）」＝「人生」です。
仕事A
失われる時間を１０として、得られるお金を主観で５とすると、「人生」はマイナスになります。なんで生きてるんだろうとなってしまいそうですね。
仕事B
逆に失われる時間を１０として、得られるお金を主観で１５とすると、「人生」はプラスになります。これからもがんばれそうです。
これをどんどん貯めていくとバランスシートになります。
ここでの合計値は、「資産」20の「負債」20で、純資産は0ですから、この人は現状維持の人生を歩んでいるといえます。
バランスシートをつくると、今の自分の「心の状態」を整理できます。
数字は基準が無いので、自分の主観で大丈夫です。むしろ主観でやるのが大事かなと思います。
なぜなら、心のバランスシートだから。
ほかの人が「これはすごくいい話だよ」と言っても、自分が「なんか嫌だな」と思ったら、嫌なんですよ。それをもとにどのように行動していくかってのは、色々やり方があるでしょうが、出発点にある感情は否定しなくて良いと思います。
ぜひ、「心のバランスシート」を作ってみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また、読みに来てくださいね。
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